恩田川(1) 源流域
天気 晴れ
予報が外れて久し振りの青空、誘われるように出かけました。
多摩丘陵の西側を流れる恩田川、それと平行する鎌倉街道上道の
成瀬ルート、都橋まではほぼ同じ道筋です。
この川と古道を絡めて歩こうと準備をしていたところです。
これからは暑くなるので距離を少し縮じめて・・・でしたが、
自宅から歩きましたので、結局は同じくらいでしたね~。。。
恩田川
町田市および横浜市を流れる一級河川であり鶴見川水系の大きな支流である。
(地理)
東京都町田市本町田の滝ノ沢地区、町田街道の町田三中西交差点の北東に源を発し、JR横浜線の北をほぼ平行に流れ、横浜市緑区青砥町と中山町の境界で鶴見川に合流する。一級河川としての上流端端は鶴川街道カルバートである。恩田川という名称としての上流端は、水源からのわさび沢川と今井川が合流する地点である。
(名称の由来)
武蔵国都築郡(現在の神奈川県の流域)では、郡内の恩田村(現在の恩田町・田奈町・しらとり台など)から流れてくる川として古くから恩田川と呼ばれていた。一方、南多摩郡(現在の東京都の流域)では、郡内の町田村から流れてくる川として町田川と呼ぶことが一般的であった。現在「町田」というと町田駅周辺の原町田をイメージすることが多いだろうが、旧町田村は原町田村が分村したことにより本町田町と改名している。旧来の「町田」は現在の本町田(特に旧字名の宿から今井谷戸にかけて)であり、ちょうど恩田川の上流端となっている。(Wikipedia)
・・・今井川(源流)
今井川
町田市下水道部下水道管理課が管理する普通河川。(本町田2号雨水幹線)源流部はいくつかの流れに分かれているが、水源は鎌倉街道以北の七国山から薬師池にかけての町田市本町田と山崎町の境にほぼ集約される。今井谷戸交差点東側から本町田東小学校南西端までは暗渠を通り、暗渠の上は「なかよし散歩道」として雨水や湧水を利用したせせらぎ水路が流れる親水施設になっている。「なかよし散歩道」の下流側には「ひなた村」と称するレクリエーション施設やデイキャンプ場などを備えた、町田市子ども生活部が管理する公園がある。右岸側からワサビ沢川、左岸側から今井川が合流する地点より下流側を恩田川と称する。(Wikipedia)(源流域 橙:今井川 緑:わさび沢川 青:恩田川)
なかよし散歩道
この「なかよし散歩道」の地下には大雨による「湧水」から地域を守る公共下水道本町田2号雨水幹線を備え、地上の約600m区間はひなた村から薬師池公園へと散策できる「親水」緑道の二層構造になっています。(案内板)
・・・ひなた村
ひなた村
ひなた村は、町田市のほぼ中央に位置する緑豊かな小高い丘(標高105.8m)にあり、公園(野球場、テニスコート、本町田遺跡)、博物館、住宅、団地に囲まれ、面積は6万7千m2、林の中の広場やホール、レクレーションルームなどを備えた青少年施設です。ここでは、自分たちで考え作り、思いっきり遊ぶところです。自然の中でカレー作りやお餅つきをしたり、チャレンジ教室などに応募してさまざまな体験ができます。(町田市)
カリヨンホール
「カリヨンホール」のカリヨンとは、フランス語で3から4つを1組とする鐘を意味します。ひなた村には、このカリヨンがあり毎日午前10時・正午・午後1時・3時・5時にそれぞれ異なる綺麗なメロディを奏でています。(町田市)
本町田遺跡
本町田遺跡は昭和42年(1967)藤の台段地の建設にともない調査された。この調査によりおよそ2700m2の範囲から縄文時代前期の住居跡が4軒、弥生時代中期の住居跡が7軒検出された。かつてこの地は北側の斜面に湧き水が見られたことから、当時の集落もこれに依存していたと考えられる。本遺跡は多摩丘陵における縄文・弥生時代の典型的な集落形態をなしており、その重要性から保存された。その後遺跡公園として整備され、縄文時代の住居と弥生時代の住居が検出された位置で復元されている。(東京都教育委員会)
弥生時代の復元住居
弥生時代に入ると、日本に大陸から金属の道具が伝わってきました。金属器を使うことで石器よりも細かい作業ができるようになり、原木ではなく加工された住居の柱が登場します。木材を加工することで縄文時代に比べてより強度を増した住居を建てることが出来るようになりました。この復元住居も柱に加工材を用いています。本遺構は大小二つの遺構が重なっており、本住居が拡張されたことを物語っています。ただし、縄文住居と異なり同じ柱穴を使うなど前野住居の痕跡をうまく利用しています。(説明板)
縄文時代の復元住
居竪穴住居は地面を約10cmほど掘り下げて床面とした住まいです。柱は掘立式で柱上に梁や桁を組み、その周囲に垂木や棟木(むなぎ)を架け渡して屋根の骨組みを作り、植物(芽)の茎や葉あるいは土などを葺きます。縄文時代の住居は柱や梁などに木材を丸太のまま使用することが一般的で、材種は栗が多かったようです。この復元模型の住居は二股に分かれた栗丸太を4本用い、梁や桁も栗丸太材を用いています。木材同士は植物のつるで結んでいます。(説明板)
・・・わさび沢川(源流)
わさび沢川
町田市下水道部下水道管理課が管理する普通河川。水源(町田市本町田の滝ノ沢地区)から今井川が左岸から合流する地点(町田市本町田の日向台地区)までの恩田川源流部における名称である。水源付近は住宅地の中にぽっかりとある荒地である。この荒地には最近まで民家が数軒あったが、現在では町田市都市づくり部公園緑地課により滝の沢源流公園が整備された。(Wikipedia)
・・・日向台
鶴川街道カルバート(上流端)/日向台
一級河川に指定されている区間は鶴川街道カルバートを含みここから鶴見川合流点までである。町田市が設置したサイクリング道路が左岸に、稲荷坂橋からは右岸にもサイクリング道路がある。(Wikipedia)
桜橋の右岸下流側には休憩施設があります。桜橋から梅の橋のサイクリン道路(右岸)は水面近くまで低い所を通る浸水広場になっています。
みんなの恩田川/桜橋ポイント
恩田川は七国山周辺、および滝の沢に源を発し、町田市の市街地を流れ、横浜市緑区中山町付近で鶴見川本流に合流する都市河川です。一級河川で、稲荷坂橋上流から都橋下流の横浜市との境界までが、東京都の東京都の管理する区間です。(東京都多摩東部建設事務所)(青:恩田川 紺:鶴見川 緑:鎌倉街道・鶴川街道・246号)
(赤:歩行ルート 青:恩田川 橙:成瀬ルート 黄:本路 紫:鶴川街道)
(青:恩田川 橙:鎌倉道 黄:現鎌倉街道・町田街道・鶴川街道)
by Twalking | 2016-06-18 23:06 | リバーサイドウオーク(新規)