人気ブログランキング | 話題のタグを見る

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚   

日時 2021.10.8(金)
天気 晴


清水台から菅生・犬蔵境の尾根をを南へ向かいます。
台地には宮前区の「歴史ガイドまち歩き」で紹介された
鎌倉古道(支線)が2本交差しています。

王禅寺道を伝える遺跡は2ケ所の石造・道標と宮崎大塚古墳
等ですが、村境の尾根を通っています。住宅地なので地図が頼り・・・、
多少迷いましたが大山街道になんとか行きつきました。



・・・菅生・犬蔵境


ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_10493221.jpg
尻手黒川道路は犬蔵に下ります。すぐ先を左折し境の尾根を南へ向かいます/清水台

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_10541512.jpg
ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_10524384.jpg
デニーズ脇を右折                 坂上を右折でした

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_13043490.jpg
カネヅカ遺跡
清水台の標高75mの台地上にあった。住居跡は確認できず、土器と石器の出土から約1万年前の縄文早期から切れ切れに6千年ほど続いた遺跡と見られる。(宮前区歴史ガイドまち歩き)(写真:鎌倉道先の庚申堂)

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_13065699.jpg
左が菅生、右が犬蔵です。この1本右手が道筋でしたが直進します

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_13251010.jpg
菅生方面の景観 いい谷戸ですね・・・、谷間を平瀬川が流れます

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_13420171.jpg
ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_13411397.jpg
ゆりかご幼稚園を左折         右の道はここから左折です


・・・初山
(はつやま)/宮前区


宮前区の北部に位置し平瀬川が流れている。北部には生田緑地の一部として川崎市が運営する「川崎国際生田緑地ゴルフ場」が所在し、南部には住宅地が広がっている。当地には1275年(建治元年)開基と伝わる初香山本遠寺があり、幼稚園や川崎市初の私立図書館も設置されている。また「初山の獅子舞」が伝わり、当地に所在した八幡社に奉納されていたが、明治末期に菅生神社に合祀されて以降、そちらに奉納されるようになった。
Wikipedia



ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_13445344.jpg
初山住宅への下り道です

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_13495553.jpg
ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_13495958.jpg
初山団地を右折            団地西側の道です/坂上


ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_13543256.jpg
鎌倉道(支線)と合流します。

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_14072207.jpg
鎌倉古道
荏田から鷺沼北公園(梵天山)、土橋・犬蔵を通り王禅寺道と合流したあと、すぐ分かれからおし沼を経て七草峠を上がり枡形山に達していた。(宮前区歴史ガイドまち歩き)

馬頭観音の道標旧地

王禅寺道と鎌倉古道の分岐点、初山団地南にあった。「北のぼりと道」「東二子道」「西王禅寺道」とある。今は島坂に移してある。(宮前区歴史ガイドまち歩き)

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_14180271.jpg
ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_14181398.jpg
住宅街を下ります           ふるさと南平橋を渡ります

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_14214885.jpg
白井坂
下菅生の地名、坂名。堰谷戸から北東へ登る坂。昭和22年に出来た新しい道だという。(「谷戸めぐり」さんの解説より)(写真:白井坂を見ます。鎌倉支道は東名川崎IC方向へ下ります)

ふるさと南平橋/市道向ヶ丘48号線
橋長:26.5m、有効幅員:3mの人道橋、開通:20209月、南平台10番地と犬蔵1丁目6番地先をつなぎます。

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_14485669.jpg
下り坂途中から東名東京料金所方向を見ます/ふるさと南平手前

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_15090436.jpg
ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_15083089.jpg
東名を渡ります/宮下橋         西は東名川崎ICです


ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_15383958.png
王禅寺道コース地図(清水台~東名)/宮前区歴史ガイドまち歩き)(薄橙:王禅寺道 紫:鎌倉古道(支線) 黄:尻手黒川道路 緑:東名)

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_15443661.png
菅生・犬蔵境周辺(明治初期~中期)/歴史的農業環境閲覧システム(薄橙:王禅寺道 紫:鎌倉古道(支線) 青:平瀬川 赤:境の尾根)




・・・けやき平

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_15541960.jpg
土橋からけやき平へ上ります/土橋バス停付近

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_15564616.jpg
ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_15542847.jpg
東名沿いの道             バス通りを左折/土橋

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_16004136.jpg
高師
土橋7丁目の東北部を「
たけし」と呼んだ。「竹芝」・「高師」と記した高所の地名。王禅寺道が通る土橋村の最高点には「たけしの一本松」があった。雑木林が茂り、けやき平にあったお伊勢様への道もあった。(宮前区歴史ガイドまち歩き)(写真:坂上)

馬頭観音の道標旧地

「たけしの一本松」の下に道標を兼ねた馬頭観音があった。「南大山道」「東二子道」「北登戸道」「西王禅寺道」と記され、今は正福寺前に移してある。(宮前区歴史ガイドまち歩き)

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_16075250.png
けやき平
宮前区のやや北寄りに東西に細長く所在している。町域の大半は民間の開発による「宮前平グリーンハイツ」という住宅団地が占めている。けやき平は北端で平や神木本町と、南東端で神木や土橋と、北西端では東名高速を境に南平第と接している。当地の開発過程で行われた発掘調査により弥生中期の遺跡である「平遺跡」や「南平遺跡」が発掘されている。中世には1474年(文明6年)に神明社が創建されたと「新編武蔵風土記稿」が伝えているが、1914年(大正3年)には白幡八幡大神へ合祀された。Wikipedia)(図:宮前平グリーンハイツ案内板 薄橙:王禅寺道)


ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_16133392.jpg
ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_16140749.jpg
ここだったかな???          坂下信号を右折しました

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_16172135.jpg
バス通りのケヤキがいいですね/グリーンハイツ

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_16224291.jpg
左がけやき平、右が神木です。境の尾根を上ります/平小付近



・・・神木
(しぼく)

宮前区の中部に位置し、多摩丘陵の斜面上に所在する。神木は北端でけやき平や神木本町、東端から南端にかけて宮崎、西端で土橋と接する。
江戸時代には当地の領域は武蔵国橘樹郡稲毛領馬絹村と同長尾村にまたがっていた。当時、馬絹側には家が3軒だけあり、「神戸の三軒屋」と呼ばれていた。地名は当地の長尾側がかつて「神木長尾」と呼ばれたことに由来する。その「神木」であるが、日本武尊にちなむ神木の伝承が神木山等覚院の縁起として残るが、勅旨牧であった石川牧に対する「新牧」(しんぼく)から転じた、あるいは中世の史料に残る太田渋子(しぶこ)から転じたとも考えられてる。Wikipedia

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_16323144.jpg
ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_16323557.jpg
ひばり幼稚園を右折した先に二十三夜が建っています

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_16330225.jpg
二十三夜塔

二十三夜の月の出を一刻も早く拝して、五穀豊穣や子孫繁栄を祈る月待の行事は、江戸時代に流行し、集落で集まった記念に塔が建てられた。(宮前区歴史ガイドまち歩き)

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_16403631.jpg
丘を下ります。住宅地ですが少し農地も残ります/下木・宮前境


ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_16441743.jpg
十三坊塚

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_00591691.jpg
十三坊塚の道標
十三坊台と称したこの辺りは王禅寺道から溝口・府中方面に向う道路が分岐する交通の要衝であった。文化12 1815)建立の道標を兼ねた庚申塔には「東二子道」「西王ぜんじ道」「北ふちう道」と記されている。(宮前区歴史ガイドまち歩き)

長尾里めぐり-等覚院周辺の関連記事はこちらへ(https://teione.exblog.jp/28292384/



・・・宮崎


宮前区の北東端にあり、北東側で高津区に接する。旧宮前村(みやさきむら)の中心部に位置するが、東急田園都市線開通前は交通の不便さからのどかな農耕地帯が残っていたという。馬絹(まぎぬ)で矢上川に合流する矢上川の支流小川を谷として、その両側の斜面及び頂上の台地部分によって構成される。そのため他の宮前区内と同様に坂が非常に多い。
Wikipedia
には「東二子道」「西王ぜんじ道」「北ふちう道」と記されている。(宮前区歴史ガイドまち歩き)

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_19360089.jpg
バス通り(幹線道路)を南へ向かいます

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_19364142.jpg
ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_19382545.jpg
右折地点               しばられ松バス停


ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_22124877.jpg
聖社

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_22125393.jpg
しばられ松 聖社の由来
昔、上作延南の原聖松という大きな曲がり松がありました。相模の国の或る六部(六十六部の経典を寺々に修める修行僧)が諸国巡礼の折、この地で百日咳に苦しみ亡くなったという。又、一説にはこの地で穴の中にて鉦をたたき、念仏を唱え修行をしていたが「この鉦の音が止んだら死んだと思ってくれ」と言い残し入定したといわれる。その跡に植えたのがこの聖松であるという。松の樹勢は高さ5m、根廻り3m余りある大木となり枝葉は相模の方向を向き生い繁っていた。明治20年ごろ落雷にあい焼け落ちて今日の姿となったが、残る枝ぶりは今も往年の面影をとどめている。

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_01035957.jpg
近郷の人々は子供が百日咳にかかると素縄を左に編んで、聖松に縛り願をかけ、病が治ると右縄を編み幹に縛り直して願ほどきをしたと言われる。その由にこの松を別名「しばられの松」という。社殿がある。又、このしばられ松は古くより稲毛領七本松の一つとされ、百合ヶ丘の「弘法の松」、久地の「綱下げの松」などと共によく知られた松である。稲毛三郎重なが鎌倉に赴く途中、馬の鞍を掛けた「鞍掛けの松」とも言われている。民俗信仰の対象としても江戸時代、大変崇められ親しまれたと言われている。平成12年、聖社を新築建立したのを記念してその縁起由来の伝聞を要約してここに記す。(石碑)

二ヶ領用水(久地綱下げの松)の関連記事はこちらへ(https://teione.exblog.jp/28302667/

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_23151896.jpg
次の信号を右折して大山街道へ向かいます

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_23190829.jpg
ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_23205004.jpg
手前を左折でしたね・・・、バス停先が大山街道の合流点でした/大山街道

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_23263599.jpg
宮崎大塚古墳

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_23355653.jpg
宮崎大塚
塚の一辺の長さ約28m、高さ約5.5mと推定される方墳。発掘調査が行われず詳細は不明であるが、6世紀頃に築造されたと考えられている。武器の隠し場所、物見塚、鎌倉街道の一里塚などと言う。大山街道が盛んな頃は街道を往来する人びとの良い目標になった。またこの塚は麻生区の王禅寺に向う王禅寺道起点になっていた。(宮前区歴史ガイドまち歩き)

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_23375011.jpg
大山街道を梶が谷駅に向かいます/246号梶が谷交差点(末永歩道橋)

大山街道(3)二子~荏田02-荏田宿の関連記事はこちらへ(https://teione.exblog.jp/22688688/



ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_00313592.png
王禅寺道コース地図(東名~宮崎大塚)/
宮前区歴史ガイドまち歩き)(薄橙:王禅寺道 橙:大山街道 黄:尻手黒川道路 緑:東名 青:矢上川)

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_09381087.png
神木・宮崎周辺(明治初期~中期)/歴史的農業環境閲覧システム


ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)02-神木・宮崎大塚_d0183387_00463559.png
王禅寺道コース図(清水台~宮崎大塚)(薄橙:王禅寺道 橙:大山街道 紫:鎌倉古道(支線) 黄:尻手黒川道路 青:平瀬川・矢上川)

ぶらり宮前(1)王禅寺道(日吉の辻~宮崎大塚)01-美しが丘西の関連記事はこちらへ(https://teione.exblog.jp/28919280/

by Twalking | 2021-10-17 12:55 | たまのさんぽ道(新規)

<< シャキッとしなくちゃ~ ツリフネソウ >>