○写真上達への道
旧草津川/東海道草津宿
草津川
草津川は急速に河床が上がった全国でも珍しい天井川でした。古文書などによれば200年前までは地盤より低いところを流れていましたが明治19年には国道1号が、明治22年には東海道本線が草津川の川底をトンネルとして開通しました。このように明治初期までの短期間に洪水のたびに土砂が流れ込み河床の高さが増し、堤防を嵩上げするといったことの繰り返しによって天井ほどの高さで川が流れるようになったのです。実際、河床は市街地の地盤から5~6mも高いところにありました。平成14年6月に天井川から新しく付け替えた新川に切り替えが行われ旧草津川は廃川となりました。(国土交通省)
by Twalking | 2015-02-19 20:44 | ○写真上達への道